この記事ではSEO対策の重要ポイントについてお話します。
はじめに 熾烈なSEO対策競争 中には間違った対策方法も
近年Googleの検索アルゴリズムの分析が進み、SEO対策の競争は非常に熾烈化してきました。
SEO対策の技術がどんどん進化する一方で、中には間違ったSEO対策の方法論も出回るようになりました。
どの情報が正しいかわからない玉石混合のインターネットの情報のなか、「SEO JAPAN」が1000万件以上の検索結果を分析したデータを研究し、現時点で有効と思われるSEO対策を導き出しました。
この記事では、この調査で有効だったSEO対策を、わかりやすくかみ砕いて紹介します。
- 正しいSEO対策を知りたい
- 外注していたSEO対策を自分でやりたい
という方におすすめです。
有効なSEO対策の真実① 被リンクの数が関係している
被リンクとは、ほかのウェブページにサイトのURLが掲載されることです。
被リンクを多くのドメインから受ければ受けるほど、検索に順位が高くなる傾向があります。
しかし、被リンクを自作自演するなど悪質な方法が発覚した場合、かえって検索順位が下がる可能性があるので注意が必要です。
有効なSEO対策の真実② ウェブサイト全体の権威性が関係している
ウェブサイト全体の権威性が大きく影響するという結果が出ています。
確かにページ単体の権威性も若干影響するのですが、ウェブサイト全体としての権威性の方が大きく影響するということです。
権威性はE-A-TというSEO対策の重要な要素の1つです。
E-A-Tを高める方法についてはこちらをご覧ください。
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有効なSEO対策の真実③ 滞在時間が関係している
ウェブページの滞在時間が長いサイトが上位に表示されていることも分かっています。
しかし、この結果には注意が必要です。
Googleが滞在時間を計測し検索アルゴリズムに何らかの影響を与えているのか、それとも単にウェブページのクオリティが高いため滞在時間が長いのかは不明です。
とはいえ、長く滞在したくなるようなウェブページであるというのはコンテンツの質が高いという証拠のため、1つの指標とはなりそうです。
有効なSEO対策の真実④ 検索キーワードを網羅したページタイトル
検索キーワードとタイトルには深い関係があります。
検索キーワードを網羅したタイトルのページはそうでないページに比べて評価が高くなるとわかりました。
そのため、検索される単語を予測し、意識的にタイトルに盛り込んでいくことが大切です。
まとめ 情報を見極めて正しいSEO対策を
今回は4つのSEO対策に有効な真実を紹介しました。
よくSEO対策で紹介されている
- ページの読み込み速度
- HTML容量
- 構造化マークアップ
などは今回の調査では検索順位との間に有意な相関は認められませんでした。
検索アルゴリズムの内容は正解が公表されていないため、インターネット上には間違った情報も存在します。
皆様が正しい情報を見極めてSEO対策に役立てることをお祈りいたします。